プラグインの自動ローダー メカニズムを使用すると、パッケージ形式を使用してカスタム アプリケーションを簡単に展開できます。
パッケージ形式は、名前に拡張子 .bundle を含む共通フォルダ構造であり、多様なコンポーネントのプラグインを定義する XML ファイルを持ちます。プラグインのパラメータはパッケージの XML ファイルに定義されているため、BUNDLE[バンドル]としてカスタム アプリケーションを展開することで、複数のオペレーティング システムと製品リリースを対象にしやすくなります。BUNDLE[バンドル]は、プラグインの展開時に複雑なインストーラ スクリプトを作成する代わりに使用できます。
各パッケージに定義されているプラグインを AutoCAD ベースの製品にロードするには、ローカル ドライブのいずれかの ApplicationPlugins フォルダに配置します。使用できる ApplicationPlugins フォルダは次の 3 つです。
AutoCAD ベースの製品の起動時に、どちらの ApplicationPlugins フォルダでもプラグイン アプリケーションがチェックされます。検出されたパッケージは、各パッケージの XML ファイルのメタデータに基づいて自動的に登録およびロードされます。
パッケージを配置するには、MSI などのインストーラを使用するか、ファイルおよびフォルダ構造を ApplicationPlugins フォルダに手動でコピーします。Autodesk Exchange app のダウンロードの場合、パッケージの配置には MSI インストーラが使用されます。
既定では、プラグインは自動的に AutoCAD ベースの製品に登録されます。現在のセッション中に新しいプラグインがインストールされたときも、自動的に登録されます。プラグインのロード動作は、システム変数 APPAUTOLOAD を使用してコントロールします。APPAUTOLOADを 0 に設定しても、APPAUTOLOADER[アプリケーションの自動ロード]コマンドを使用しない限り、プラグインはロードされません。
パッケージをアンインストールするには、ApplicationPlugins フォルダから拡張子が .bundle の適切なフォルダを削除します。この操作には、元のインストーラと共にアンインストール オプションを提供するか、.bundle フォルダを手動で削除します。