現在のレイアウトに表示されているすべてのオブジェクトをモデル空間に書き出すことができます。
EXPORTLAYOUT[レイアウト-モデル変換]コマンドを使用して、現在のレイアウトに表示されているすべてのオブジェクトをモデル空間に書き出すことができます。レイアウトの「用紙」境界の外側にあるオブジェクトも書き出されます。
ただし、モデル空間の図面に書き出されないオブジェクトもあります。書き出されないオブジェクトは次のとおりです。
- マテリアル
- カメラ
- 光源
- 名前の付いたビュー
- 非表示またはフリーズされている画層上のオブジェクト
- モデル空間のオブジェクトは、特定のビューポートに表示されません。
書き出されたオブジェクトの変更
オブジェクトが書き出されると、別のオブジェクト タイプになったり、レイアウトでの表示の正確性を最大限に維持するために修正されることがあります。
| オブジェクト タイプ |
書き出された図面における表示 |
| 寸法 |
レイアウト ビューポート境界の範囲を越える寸法は、分解されます。 |
| 拘束 |
寸法拘束は削除されます。 |
| 標準のブロックまたはダイナミック ブロック(属性あり、なし) |
レイアウト ビューポートの境界の範囲を越える標準のブロックまたはダイナミック ブロック(属性あり、なし)は、新しい、名前のないブロックに変換されます。属性は、ブロック内の文字オブジェクトに変換されます。
注:ブロックがレイアウト ビューポートの境界の範囲を越える場合、[分解を許可]の設定(ブロック定義の設定)は無視されます。
|
| 異尺度対応オブジェクト |
オブジェクトは異尺度対応ではなくなります。 |
| 外部参照 |
ネストしたオブジェクトを含む外部参照がレイアウト ビューポートの境界の範囲を越える場合、ブロック参照に変換されて書き出されます。 |
| レイアウト ビューポート |
レイアウト ビューポートは、ポリラインまたはクリップされたビューポート オブジェクトによって表現されます。 |
| カスタム オブジェクト |
カスタム オブジェクトは分解され、名前のないブロックに変換されます。 |
| XCLIP[外部参照クリップ]コマンドでクリップされた外部参照 |
XCLIP[外部参照クリップ]コマンドでクリップされた外部参照は、クリップされたブロック参照に変換されます。 |
| 表示スタイル |
2D ワイヤフレーム表示スタイルが使用されます。 |
| パース ビューのビューポート |
パース ビューポート内のオブジェクトは、平行投影になります。 |
注:オブジェクト タイプが変更されずに直接トリムできるオブジェクトは、この表には示していません。
オブジェクトに対する表示の変更
レイアウトに表示されているオブジェクトすべてが、書き出された図面の[モデル]タブで同じように表示されるわけではありません。これには、次のインスタンスが含まれます(ただし、これらに限定されません)。
- 同じオブジェクトが複数のビューポートに表示されている場合、書き出されたモデル空間図面では複数のオブジェクトになります。また、オブジェクトは移動し、多くの場合尺度変更されます。これらはいずれも、ブロックのデータ書き出しに影響することがあります。
- オブジェクトの中には、トリムするために変換されたり分解されるものがあります。
- レイアウト内のビューポートには、それぞれ別の表示スタイルを適用できますが、モデル空間で使用できるのは 1 つの表示スタイルのみです。
- ビューポート境界でクリップされている幅のあるポリラインは、書き出された図面では正確にトリムされないことがあります。
推奨事項
レイアウトをモデル空間に書き出すときは、次の点に考慮してください。
- モデル空間のビューポートがアクティブな場合、EXPORTLAYOUT[レイアウト-モデル変換]コマンドのパフォーマンスが低下することがあります。
- 書き出された図面では、ビューポートは元の線種で表示され、元の図面の外観と一致しないことがあります。この問題が生じた場合は、元の図面内でビューポートに線種 Continuous を割り当ててください。
- システム変数 PSLTSCALE を 0(ゼロ)に設定している場合、外部参照とブロック内のオブジェクトでは、線種尺度が正確に保持されないことがあります。
- 書き出し中に外部参照による問題が生じた場合は、未解決の外部参照をアタッチ解除するか、外部参照を手動でバインドして、EXPORTLAYOUT[レイアウト-モデル変換]コマンドを使用します。
- (Express Tools の)Superhatch オブジェクトは書き出されますが、ハッチングが元の境界からはみ出ることがあります。書き出された図面内で TRIM[トリム]コマンドを使用すると、表示の外観に関する問題を修正できます。
AEC オブジェクトを含む図面の表示の正確性を高めるには
- 図面を開いた状態で、aectoacad と入力します。AECTOACAD コマンドによって、すべての AEC オブジェクトが AutoCAD の基本オブジェクトに分解され、新しい DWG ファイルが作成されます。
注:AECTOACAD コマンドを使用する場合は、バインド タイプとして[挿入]を選択することもお勧めします。
- 変換する図面にナビゲートします。[開く]をクリックします。
- コマンド ラインに、exportlatyout と入力します。
コマンド